人間の脳はいい加減?正しい判断のために知っておくべき脳の錯覚3選
こんにちは。
「正しい判断」を行う自信はありますか?
常に正しい判断をすることは難しいですが、間違った判断をできるだけ避けることは大切です。
ところが、人間の脳は結構間違えます。
どんな時に間違えるのか。
知っておくため、脳の錯覚を3つ調べてみました。
損失回避の法則
前から欲しかった10万円の商品。
タイムセールで9万円で買うことができました。
やったー(^^♪
1万円得した!!!
と、思っていた矢先、財布を落としているのに気づきます。
財布の中身1万円の損失。
ガーン(;´Д`)
こんな時、喜びと悲しみはどうなるのでしょうか?
プラス1万円と、マイナス1万円でゼロになる?
人間の脳は利得よりも損失のほうを2.25倍大きく感じるそうです。
客観的に考えれば±0であっても、損失のほうが大きく感じてしまいます。
これが損失回避の法則(別名現状維持バイアス)。
コンコルド効果
ソーシャルゲームはやったことありますか?
毎日ログインしてアイテムをゲットし、お気に入りのキャラクターを育てていく・・・・
結構中毒性があるゲームですよね。
さて、ゲームをしていると時々、「なんでこんなことしているんだっけ?ただただ時間をつぶしているだけだよな~」と感じることがあるんじゃないでしょうか。
そんな時、「じゃあ、このゲームやめよう」と割り切れますか?
(いや、これまで頑張って育ててきたんだし、もったいないな・・・)
と、考えてしまうのがコンコルド効果です。
フレーミング効果
「あなたの病気を治すには手術をするしかありません。
1か月後の死亡率10%の手術ですが、受けますか?」
「いや、そんなの怖くて受けられないですよ・・・・」
「では別の手術で、こちらは1か月後の生存率が90%ですが、こちらにしますか?」
「その手術がいいです(^^♪」
この会話、おかしいことに気づきますか?
「死亡率10%」と「生存率90%」って同じことですよね?
同じ物事でも、いい方によって印象が大幅に変わるのがフレーミング効果です。
以上、脳の錯覚を3種類紹介しました。
脳の仕組みを知ることで自分がいま、間違った判断をしていないか、意識してチェックしてみましょう(^^)/